イスラエル生活体験記vol.1
イスラエル漫遊記 vol.1
日本から遠く、あまり馴染みのない国「イスラエル」を紹介していきたいと思っています。
はじめにあたりイスラエルの気候からみていきます。
日本の感覚で一年を見れば、四季(春夏秋冬)で表現されます。
イスラエルには、季節は二つしかありません。
雨季と乾季があるだけです。
秋から春までの六ヶ月間の時期は雨季と呼ばれ、春の雨が上がると、六ヶ月の間の雨も露もない乾季の二つの季節の国。
中近東で、アラブ諸国に囲まれ、四国を縦に細長くしたような小さな国です。
その小さなイスラエル国の北側にゴラン高原があり、陸上自衛隊のPKOが駐留していたところです。
さらにその北の端には、隣接した国のレバノン、シリヤ領にヘルモン山2814mがあります。
イスラエル北部は高山気候。イスラエル西側は地中海に面しています。その面した海岸線一帯は、地中海性気候。イスラエル中部には広いイズレエル平原があり、その中に聖書の預言の中で最終戦争の行われることになる「メギド」地方。
このメギド平野こそが「ハルマゲドン(メギドの丘という意味)」です。
イスラエル東側には、海抜-213mのガリラヤ湖があり、そこはヘルモン山からの水が流れ込む淡水湖でたくさん種類の魚がいます。
また同じくガリラヤ湖周辺はとても肥沃な土地で、緯度も日本で言う鹿児島から沖縄位までの位置になり暖かく、海抜-200m位では海抜0mの地点よりも気温は4~5度は高くなるため、バナナなどの収穫も盛んに行なわれています。
ちなみに私も収穫を体験しましたが、バナナは、まだ青いうちに収穫、出荷していき、黄色くなったバナナは収穫できない為、放置し、休憩ごとに熟したバナナの食べ放題、飽きるほど食べた思い出があります。
ガリラヤ湖の豊かな水は、ヨルダン川に流れ出し、死海へと流れ込みます。
次回に続きます。
(Byイスラエル居住を経験した亀山社中の通販店店長イノウエ)